不思議生物-細胞性粘菌の謎にせまる (後編-ゲノム解読編)
シリーズコラム> 後編 (前編) 生態編 細胞性粘菌のゲノム解読にはどんな意義が? さて、コラム前編では、 細胞性粘菌が単細胞と多細胞の状態を行き来する、独特の生活環をもつ進化的に興味深い生物であることをご紹介しました。後編では、2005年5月5日発行の科学雑誌Natureに発表された、細胞性粘菌の...
View Articleヒトゲノムの完全解読
1991年にはじまったヒトゲノム計画は、2001年2月の概要版発表、2003年4月の解読完了宣言を経て、2004年10月に完成版の論文発表が出され、最初のゴールに到達しました。日本チームの一員として、21番染色体や11番染色体の解析に携わった北里大学の服部正平先生(現職)にお話を伺いました。(インタビューは2005年におこなわれました) どのようにして完全解読に至ったのでしょうか?...
View ArticleGenBank 25周年
Web 公開されている NCBIのサイト内には、GenBank (ジェンバンク) が構築管理している遺伝子データベースがありますが、これは、今や科学者にとっては、研究や論文を投稿するうえでなくてはならない存在として利用されています。 その GenBank は、今年で25周年を迎え、2008年4月7・8日の両日に、 NIH (National Institutes of Health)...
View Article植物のDNAバーコーディングが現実味を帯びてきた?
DNAバーコーディングとは、DNA配列の違いをもとに生物の種類や多様性を調べるための手法です。もともとは、DNAの違いを調べるための実験データの見た目が、バーコードと良く似ているのでDNAバーコーディングとネーミングされました。...
View Articleヒ素を使って増える細菌が発見された?されていない?
※続報について記事を執筆しました。 日本語バイオポータルサイト注目ニュース「続報:ヒ素生物は存在したか?」 2010年11月末、NASA(アメリカ航空宇宙局)から宇宙生物学に関する重要な発表を行うとの予告があり、「地球外生命体の発見か」と騒がれた新聞報道は記憶に新しい。12月2日に行われた記者発表で、これが高度にヒ素耐性でヒ素(元素記号 As)をリン(元素記号...
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